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人間の尊厳に関する実験vol.2: 上演

(ステューデントアートマラソンvol.12参加作品)

2016.11.26.

 

シェイクスピアとデヴィッド・ボウイを通じて運命と自己のあいだの「揺れ」に着目した作品。上演の形式を、

俳優による「有限な選択肢の中での自由な選択の連鎖」に据え、以下のルールに従って上演が行われた。

David Bowie “Let’s Dance”(1983)が流れているあいだ、俳優は以下のルールに従って上演を行う。

なお、全ての行為は俳優の任意のタイミングでなされる。

  • 2回、David Bowieを模したポーズを変更できる(2回まで)。

  • 1回、立つ場所を変更できる(1回まで)。

  • 1回、他の俳優がとっているポーズを真似ることができる(この動作はルール⑴におけるポーズの変更にはカウントしない)。

  • 2回、15個あるセリフリストからセリフを選択し、発話することができる。

  • 1回、他の俳優の発話に対して指をさしつつ「ワンダフォー!」(“Rock ’n’ Roll Suicide”)ということができる。

  • 2回、流れている“Let’s Dance” に合わせて歌うことができる

  • 以上の行為を全て行った俳優は舞台から退場することができる。

 

於 blanClass

出演=松本奈々子、みやたれみ、安倍大智、中馬智広、西澤健人

 

演出=西本ケンゴ

音楽=Takashi Watanabe (Word of Mouth)

衣装=鈴木和人

照明デザイン=磯山茜

映像=久保枝

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